今日は窓枠に使用するCOR-TEN鋼を扱っている業者さんで
蝶番を作るというので訪問しました。
松方弘樹そっくりの豪快な社長(けど、元素記号とか数字に細かい)から、
詳細な図面がないと分からんだのなんだのをマシンガントークされ、
偶然ビバホームで見つけた鉄の蝶番の見本写真を持って行ってたので、
見せると、これでいいじゃない、しかもうちだとこんな値段(780円)じゃ
絶対出来ないよと言われ、じゃビバホームで買いましょうという結論に。
蝶番にそこまでこだわってられないので、別にいいかと思いつつ
やはり小口でもちゃんと対応してくれる業者を見つけることが
大切ですねという結論になりました。
話は変わって、ギャラリーの近くにあったビルの解体工事が進んでいます。
こっちは古い物件(どうやら築50年以上らしい・・・)を一生懸命直してる、
そのすぐ近くで豪快にバリバリぶっ壊してくれています。
僕は壁が無くなって、建物の解剖図みたいになった状態を見るのが
好きなんですが、なぜか不穏な雰囲気を感じるのは、
壊される建物の悲しみからなのでしょーか。
それとも人の気配がまだ感じられるから?
どちらにしても、建物を壊して更新していくのは、
せっかくの時間の蓄積を無にするような気がして好きじゃないので、
ささやかな抵抗としてこのギャラリーを良くしていきたいなと思います。