このところ更新が滞っております。 もうしわけありません!
大槻素子展も始まっております。 初日のオープニングは大変盛況でした。
いらしてくださった方々、有難うございます。
初日の様子を造形大学のウェブサイトで紹介して頂いています。
http://www.zokei.ac.jp/painting/
今回の展示では、大槻作品で特有のドライな視点で料理が描かれていますが、
以前のケーキと比べて筆致が細かくなり、大胆なストロークでの勢いは
影を潜めました。
その代わりに、消えていく存在感をつなぎ止めて、
気配を描いたようなトーンの作品が多くなっています。
ある人は、難しい作品になったという言葉で変化を歓迎してくれました。
僕は作品から受ける消失感や忘却の気配に、
視界の隅に流れて去っていく日々を思ってしまいます。
しばらくして思い出すうちに心に染みこんでくる絵だと思っています。
多分見ていただければ、伝わると思うのですが。
これは彼女のアトリエで撮ったパレット。
最後に言い訳がましいですが、このブログよりは情報の早いTwitterもありますので。
YG_FABRE_HARMAS ←このIDです。