今日はこの棚を白く塗っていたんですが、この棚、
以前は壁を挟んで反対方向に向いていて、靴箱として使用されていたのを
一回丸ごと引っこ抜き、こちらを向かせてはめ込んだものなんです。
民家なので、普通の玄関だったら靴箱は必要ですが、
上階に上がる階段は外の螺旋階段になったので、玄関スペースは
ギャラリーの倉庫として使用できる事になり、靴箱も不要ということで
役割転換してもらいました。
全部白く塗ってしまえ!とおもっていたんですが、
最後に残しておいた側面の集成材の木目とホワイトが
案外作り物っぽくて面白かったので、ここはこのまま残すことに。
アルマスでは、元からあった木の部分をちょこちょこ塗らずに残しています。
新しいホワイトと古い木がどう見えるかの実験として。塗るのはいつでも出来ますしね。
これは古い物件ならではの楽しみ方かもしれませんね。