GALLERIST MEETING × SOMEWHERE 『非日常のライフスタイル』に参加します

2012.8.15


みなさん、渋谷の駅にあたらしく出来たヒカリエにはもう行かれましたか?
駅直通ということと、ファッション〜インテリア〜アートが充実しているって事で
週末ともなれば、大変な賑わいをみせていますね。

僕たちアート関係者としては、8階の8/にある話題の展示を次々と仕掛ける小山登美夫
ギャラリーと、隣接するCUBE 1,2,3というアートスペースが俄然気になるわけですが、
今月8月22日からCUBE 1,2,3でスタートする
GALLERIST MEETING × SOMEWHERE 『非日常のライフスタイル』という
6ギャラリー+エッジの効いた家具を扱うSOMEWHEREとの合同展示に参加する事に
なりました。

コレクターの武内さんによって発案され、選出された6ギャラリーが集まり、ヒカリエ
という場の特性を考えた上でどういった展示が出来るかを話し合い
「新しいライフスペースの提案」というアイデアが生まれました。
作品と家具を展示空間に併置することで、アートが存在する居住空間を演出し、
普段アートになじみの無い方や、鑑賞者としてアートに接していた方たちに、
アートを少し自分の日常に引き寄せて感じて貰えたらという思いがありました。

しかしこの展示方法にもある程度リスクが伴う事も考えられました。
家具の一般性は思いのほか強いもので、その居住空間という演出が鑑賞者自身の日常と
重ならなかった場合、アート作品が、その一般性に飲み込まれてしまい、
ただの家具と壁の絵という関係性に収斂してしまうリスクも含んでいました。

そんな中、家具の協賛先として手を挙げてくださったのがSOMEWHEREさんです。
当初、エッジの効きまくった家具のセレクトに、かっこいい!という想いと共に、
我々のアート作品、下手したら負ける事もあり得る…という危惧を抱き、
日常感という保障をどう担保したらいいのかと悩みの期間がありました。

しかし、hpgrpの戸塚さんの「アートって最初から非日常だよね。
だからむしろこの家具で良いと思う」という言葉により、今回のGMはある意味、
最新鋭のアートと最先端の家具との、エッジとエッジがぶつかり摩擦しあう、
非日常感溢れる展示へと変貌を遂げたのです。
摩擦のないところに、熱は発生しない。むしろその熱に作品をさらし、アートしての強度
を試す、そんなやらせなしのガチンコバトル。売れるか売れないかは関係ない、
ここは俺たちの天下一武道会なんや!
いや、絶対売れて欲しいのは間違いないのですが、ある意味ほかに例を見ない「過剰」な
展示の中で、作品を見て欲しいと思ってくれたなら、その時はいつもの5倍うれしいと
思うのです。オラ、わくわくすっぞ!の心境です。他の皆さんも同じ気持ちだと思います。

長文になってしまいましたが、面白い展示にしたいと気合いをいれて望みます。
アルマスギャラリーからは加藤智大、高橋大輔、野村在の3作家を出展します。
鉄を駆使して既存のモノを鉄に置き換える加藤。
絵の具を極限まで厚く盛り上げ、未体験の平面を作り出す高橋。
立体、写真を横断し彫刻という表現について思考を巡らす野村。
自信をもってお届けいたします。

初日の22日の18時からはオープニングレセプションもありますので、
ぜひ奮ってご参加下さい!
イベントの詳細もこちら!(僕がデザイン担当しておりますので見てやってくださいね笑)
http://bit.ly/MAnxSO

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