そもそも、なぜギャラリーなの?と、僕たちを知る方は思っていると思います。
僕たち自身も若干そう思っているくらいなので、お気持ちはお察しします。
最初物件の話を聞いたときは、元印刷工場というのは惹かれるけど、
何に使えばいいのか・・・という所で思考停止していたのですが、
目黒のドゥーというとても居心地のよい喫茶店で、奥さんと雑談をしていた時
もう一回その物件の話を眺め直してみたんです。
今思うとドゥー店内の、味の出たベニヤ貼りの壁なんかが気持ちに
作用していたのかもしれません。
そこで出てきたのが、ギャラリーというマルチなスペースにするというアイデアでした。
幸い僕らの周りには、もの作りに携わる人が多いので、借りてくれる人はいそう。
将来的にカフェ的なこともやりたいby奥さん。
空いてる時は植物並べて販売してもいいかもby僕。
しかも門前仲町は清澄白河からそんな遠くないし、
富岡八幡宮の骨董市に合わせて何か面白いことが出来るかも、などのゆるめなアイデアが
そのギャラリーという言葉の周りをぐるぐると回りはじめたというわけです。
物件を借りると決めた後から、清澄白河周辺のギャラリー分布図の熾烈さがわかったりして、
少し怖じ気づきもしましたが、最初は知ってもらわなきゃはじまらないと思い
一歩一歩進めていこうと思っています。
それでは、最初にこの物件に踏み込んだときの写真をご紹介します。
まずは外観。
中に入った所です。この白い壁と茶色いドアは抜いて縦の長さを確保します。
振り返ってアルミサッシを見たところ。
配線がぐちゃぐちゃ。
左壁です。
そして右の壁。茶色いドアはトイレです。右のすこし手前に出ている黄色い壁を
ぶちぬいてバックヤードの入り口とする予定です。