2009.9.16
ブレニー技研のGM5520を取っ手の接着に使用するのに際して、
実験を行いました。果たして接着剤だけでいけるのか!?
1.説明書の通り2:1の割合で2つの液を配合し(小数点以下は計れなかったけど)、
塗布、そしてドライヤーを至近距離で当てて乾燥。見事にくっつきました。
2.こうやって持ち上げても落ちません。ちなみにこの鉄の板はこう見えて
6kgくらいあり、かなり重いです。
3.そして重要なショック検査。鉄の棒で横から叩くとあっけなくもげました。
接着面の広い土台はかなり強固に付いていて、結局とれず。
やはりビスなどの補強が必須だということが分かりました。
上の結果を受けて、今日はパイプにヤスリで大きさを調整した
ボルトを入れて接着して肉詰め。
5mmくらいの穴ならなんとかドアには開けられるので、
このボルトに5mmのネジを打ち込み、接着剤との併用でドアに設置して
みようかと思っております。絶対に落ちないようにしないと!!
ついでに焼きを入れたパイプに、さび止めコーティングをかましました。
焼くとさすがのステンレスも錆が出て、手に付くのでそれ対策で。
明日は穴空けて設置してみます!
2009.9.9
しばらく日にちが空いてしまいましたが
着々と内装は進んでおります。
昨日と今日は、バックヤードの壁を塗っていました。
そして、厚さ9mmでやってきたnewドアの取り付けを
見守り&口出ししたりしてました。
・・・角落としすぎでは?などなど、
もう細かいことは気にしないようにして、
いかにこの100kgの鉄のかたまりをドアとして
機能させるかを最優先に手伝ったりしています。
現場で合わせながらやるから、いちいちドリルで穴一つ開けるのも
大変なんです。こわいこわい・・・。
やっとこ2階の床の張り直し作業がはじまったんですが、
それにつれまた天井に吹き抜けが出来てます。
そこから降ってくるガラと、頂いたアンスリウムのこけ玉の
いい絵がとれました。
そして僕の塗った壁。バックヤードは天井も白くしちゃうか、、
と思ってしまったり。うーん。
2009.8.29
ガラス入りま〜す。
マスキングしてコーキング完了!
とんでもない手際の良さに思わず、鮮やかなもんですねぇ、というと、
いつもやってますから、もう飽きましたという答え。クール!
しかしながらホントに未完成の
ままお客様を迎えることになりそうです。。。
実はギャラリー前面にささやかな花壇スペースも作っていて、
ロックガーデン風の乾いたテイストでレイアウトする予定なのですが、
今のところ植える植物が全然手配できていません!!
もしなにか植物をお持ちいただければ、ここに植えさせていただきます!
虫のいいはなしですがそれくらいせっぱ詰まってきました!
明日も朝から頑張ります!
2009.8.28
以前からモルタルというものに興味があって、
いつか手を出したいと思っていたんですが、
それを今回のせっぱ詰まっているときに持ってきたのは
全く不正解でした。
扱いが難しくて、ぽろぽろはがれる箇所があったり、
完成度が低くなりそうな予感。
手間を減らすために、モルタル合板のラスカットを売っている所探し回ったり
色々工夫はしたんですが。いやぁ参りましたねぇ・・・。
奥さんにも手伝ってもらっています。
ちなみにモルタル塗る前はこんなでした。
この状態もなかなか良かったので、塗るのに決心が要りましたが
結果はいかに?
2009.8.22
今日は奥さんの実家の工場にて、鉄の棒を切って曲げてテーブルの脚を
作らせてもらいました。
やり方を教わり、自分でも切ったり曲げたりしました。
やはり、実際の素材を相手に仕事をしている人の作業の手際や
仕草には、教わることばかりです。
油圧のマシンで6mm厚の鉄が軽く切れていくのはとても快感。
同じ仕組みの曲げ機では、圧の掛け具合に少し手間取りましたが
好きな角度に曲げただけなのに、愛着が湧いてくるもんです。
できた材料は車でギャラリーまで運んでもらいました。
あとは上手く組み上げられるかと、強度がどうなるか。
あと一週間でちゃんと形になるのか心配になってきましたが、
みなさんと力をあわせて頑張っていきたいと思ってます。
しかしメット、かっこいいですね!
2009.8.19
と言うそうです。螺旋階段のことを英語では。
我らのギャラリーの2.3階部分は絶賛解体中でして、
どうやら8月中には絶対に改装は終わらないようなのですが、
(ということは、9月は階下である僕らも開店休業状態になる見込み)
その2.3階に上がる螺旋階段的なものを付けて、
物件としてのポイントにする計画があるんです。
で、それが実現できるかどうかはまだ不透明なんですが、
実は僕がデザインすることになっております。
紙工作とか粘土とか、立体は昔から苦手なんですが、ギャラリーの近くに
くっつくモノなので是非ともかっこいいモノにしたいと思っています。
8月30日のオープンデイにはまだ付いていないと思いますが、
実現できる見通しが立てば、もう一回見に来てもらえる口実が増えそうです。
プ、プレッシャ〜。
2009.8.17
本日は壁の塗装について色決めと(まぁマットホワイトなんですが)、
バックヤードの一部に使うペパーミントっぽい色を調色してもらいました。
この色は油性ペイントなので、少しうすめ液で薄めてつかいます(備忘)。
そして、ギャラリー内部の天井をホコリ対策を兼ねてクリアステインで塗装して
もらいました。
これは大変そう・・・。手際はさすがプロです。
そのころ僕は、外の塀と地面の際にはえっぱなしの切り株と格闘してました。
結局電ノコの使い方を教わり、佐々木さんと協力して小さい方の切り株を退治。
中にはちょっと引くくらい、大量のシロアリがわらわらしていました。
手近にあった溶剤をジャバッとかけてもらうと効果テキメンで
ほぼ殲滅できたと思います。
作業も終了し、2階に上がってどこまでハツラれたのかを見せてもらうとこの通り。
天井は全てなくなり、隠れていた構造が出てきていました。
鉄骨と筋交いの存在に、ひとまずホッとしました。
結局17時まで手伝って、着替えを持ってこなかった事をはげしく後悔。
今度はツナギを着て作業しようと思いました。
さて、明日は8時半に現場で外に着く予定の螺旋階段的なものについて
打ち合わせです。現実問題、可能かどうかに答えがでるのではないでしょうか!?
2009.8.13
とても良い天気の中、昨日の工事現場で棚を受け取り、
その場でバールを借りて、解体。ドリンクの差し入れとお礼をして出発。
筋骨隆々なイエローキャブの野田社長といった風貌の、ほんとにいい人でした。
道すがら活躍したのが、最近出番を予感して購入しておいた優れもの
「MAGNA CART」です。ワンタッチで折りたためるので手間いらず。
幅が広いので歩いていてもブレません。頼りになる相棒が出来ました。
そして板をほどいて、水で流しながらタワシでごしごし洗い。
こんなに綺麗になりました。
肝心のギャラリー内はパーティションが組まれていて、なかなか良い感じ。
もちろんこの後に石膏ボードと白ペンキが塗られます。
こういった感じで縦長の空間になりました。
まだボード貼りが途中だったりしますが、イメージがしやすくなってきました。
上の半分赤い鉄骨は白に、照明のレールは黒で、目立たないようになります。
ギャラリーを後にして、東陽町の江東区保健所で喫茶店営業の届け出を。
あとは設備を整えて、食品衛生士の講義を受ければ良いらしいです。がんばれ〜。
その後は西荻窪で、11月に展覧会をやってくれるご夫妻と食事しながら打ち合わせ。
とても楽しい打ち合わせになりました。それにすごい展覧会になりそうです。
乞うご期待!
明日は奥さんの実家の工場で余った、方眼の入った板を裁断してギャラリーに搬入、
2.3階部分の解体に立ち会い(内装のデザインに少しくびをつっこみます!)
その後知り合いの作家さんの事務所に伺う予定です。
2009.8.12
今日、ティザーとしてオープン前から配ろうと作っていたDMが届きました。
内装を全てはがして、解体ガラの袋が山積している部屋の写真を使いました。
ホワイトバランスの設定をし忘れたおかげで出た青みが、
案外気に入っています。今でもよく聞いているsilent poets的な画というか。
このDMを恵比寿を通りがてら何カ所かに置いてもらい、郵送も少し。
それに加えて、以前から好きだった古い商店民家の取り壊しを見ました。
積み重ねられた生活の断面が日にさらされて、すごく眩しげだったので、
何枚か古い板をいただく約束をしました。
ちゃんと声を掛けて良かった。
さて、明日は午前中に門前仲町の現場にて少し打ち合わせです。
ライトやら水回りやらについてです。
2009.8.10
そもそも、なぜギャラリーなの?と、僕たちを知る方は思っていると思います。
僕たち自身も若干そう思っているくらいなので、お気持ちはお察しします。
最初物件の話を聞いたときは、元印刷工場というのは惹かれるけど、
何に使えばいいのか・・・という所で思考停止していたのですが、
目黒のドゥーというとても居心地のよい喫茶店で、奥さんと雑談をしていた時
もう一回その物件の話を眺め直してみたんです。
今思うとドゥー店内の、味の出たベニヤ貼りの壁なんかが気持ちに
作用していたのかもしれません。
そこで出てきたのが、ギャラリーというマルチなスペースにするというアイデアでした。
幸い僕らの周りには、もの作りに携わる人が多いので、借りてくれる人はいそう。
将来的にカフェ的なこともやりたいby奥さん。
空いてる時は植物並べて販売してもいいかもby僕。
しかも門前仲町は清澄白河からそんな遠くないし、
富岡八幡宮の骨董市に合わせて何か面白いことが出来るかも、などのゆるめなアイデアが
そのギャラリーという言葉の周りをぐるぐると回りはじめたというわけです。
物件を借りると決めた後から、清澄白河周辺のギャラリー分布図の熾烈さがわかったりして、
少し怖じ気づきもしましたが、最初は知ってもらわなきゃはじまらないと思い
一歩一歩進めていこうと思っています。
それでは、最初にこの物件に踏み込んだときの写真をご紹介します。
まずは外観。
中に入った所です。この白い壁と茶色いドアは抜いて縦の長さを確保します。
振り返ってアルミサッシを見たところ。
配線がぐちゃぐちゃ。
左壁です。
そして右の壁。茶色いドアはトイレです。右のすこし手前に出ている黄色い壁を
ぶちぬいてバックヤードの入り口とする予定です。