インタビュー展+アルマスBAR

2011.7.22

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ただいま勝部敏之 インタビュー展開催中のアルマスですが、残り二日の夕方18時から
22時までをBARタイムとして開廊することにしました!

Drink
・ビール(Grolsch)500yen、・グラスワイン(赤・白)400yen
・ハイボール 400yen、・自家製ミントシロップのジュレップ 500yen
・ウイスキー グレンリベット 18年 1000yen
・ミントソーダ(アルコールフリー) 400yen
Food
・おつまみプレート 1200yen
(スパイスミートボール/トマトとパセリのタブレ/ナスとズッキーニのトマト炒め/
きのこのサラダ/カリフラワーのディップorかぼちゃのディップ)
・サラミ&オリーブ 500yen
・チーズの3種盛り 500yen

というメニューです。
今日金曜日も明日の土曜日も各地でオープニングが開催されているので
その帰り道にでも、作品と一緒に楽しみに来ていただければうれしいです!

『インタビュー』スタート!

2011.7.10

昨日9日から勝部敏之展『インタビュー』が始まりました。

写真の展示だと思ってこられた方も手書きだと知って驚かれていました。

ある意味狙い通りにDMが機能している事にウッシッシであります。

さて、昨日のオープニングから、角打ち酒屋での二次会までをお伝えします。


オープニング始まって間もない頃。
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日本酒を飲んでご満悦の勝部氏。

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美味しい日本酒がグラスで気軽に飲める折原商店はアルマス御用達です。

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終盤ではエレカシなどの話でヒートアップしすぎて

大阪へのバスの時刻が刻々と迫っているのをこちらが心配する始末。

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彼の人格もさることながら、作品も本気でヤバいものになっています。

ぜひこの密度をご覧いただければと思います!!

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MJを僕も振り返ってみた

2011.6.28

原田郁展がぜっさん開催中なのですが、

先ほどGIGAZINEでのアート作品でマイケルジャクソンを振り返る、

という企画をみて、一年前にアルマスでやったトリビュート展での展示を

もいっかい振り返ってみようと思いました。ありがとうGIGAZINEさん。


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こちらは去年THE PARODISTという作品集を出された角田修一さんの作品。

衣装からメイク、デジタルワークまで全て自身でこなしています。ゾンビがしっかりライティング されているのがうけますね。 この衣装も会場に置いておいて、着させて貰ったりしてました。

 

 

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これは高橋淳の作品。 ドリッピングで描かれたマイケルの幼い頃のポートレートです。 すごく気合いの入った一枚で、当時の最高傑作だったと思ってます。勝手に。

 

 

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こちらはイラストレーターのSHOHEIの作品です。 地下に潜伏してなかなか表にでてこない 彼ですが、お願いして描いて貰いました。 面積は小さいですが、ボールペンだけで描かれたとは思えない、驚くべき描写力です。

 

 

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この二つは7月9日から個展がはじまるTHCKYKKこと勝部敏之の作品です。 1mm単位のグリッドを引いて、それを一マスずつシャーペンで埋めていくことで 写真や雑誌を模写していきます。これも近づいてみると緻密な作業に圧倒される作品です。モチーフはレコードの裏面のクレジットとポートレートです。

 

 

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最後の二つは恥ずかしながら僕の作品です。 園芸をコンセプトに、 世界に元気をくれたマイケルを肥料を固めて作ったフィギュアで表現したもの。 初めてマイケルが着けたグローブを、土で汚れた園芸用手袋にスワロフスキーで装飾して再現した king of farmer。

 

そんなこんなでもう一年経ってしまって、早いものですね。
今年もマイケルの曲はよく聴いていて、ごく自然にかれの音楽とともに生きています。
感謝感謝です。

加藤智大展終了。原田郁展スタート

2011.6.13

鉄キチこと加藤智大展は無事終了いたしました!

最終日はクロージングということで、ちょっとお酒も入りつつ

予想よりもずっと盛況に終えることができました。

現実的な鉄という素材から着想を得る加藤とは対照的に、

自分のPC内に3DCGで構築したインナースペースの風景を、

アクリル絵の具をもってして現実世界に引っ張り出してくる原田。


かなり対照的な展示が続きますが、これからもちょっと密なペースで

展示が続きます。どうぞお付き合いいただければ幸いであります。


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(写真は原田郁のアトリエ風景)

アイアンマン2週目突入

2011.6.4

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ただいま開催しております鉄キチ加藤智大の展示ですが、

途中で展示のアップデートをしたりしました。

壁に付いていた展示台をなくしたり、色々手を入れました。

オープニング時より確実に良くなっていると思われます。

写真はステンレスの芯を備えた、鉄製の鉛筆です。


かなりキケンな出来となっています。

1ダースの半分、6本はkaikaikiki gallery taipeiにて初日完売らしいです。

ウチの半ダースも行き先が早く決まればいいのですが!

鉄っちゃん

2011.5.27

いよいよ二日後の28日から鉄キチこと加藤智大の『Fe w』がはじまります。
何事も鉄抜きには考えられない加藤が企む、
鉄による物質の価値の転覆をとくとご覧下さい。

ちなみに写真は今回のDMですが、これも実際に鉄で作られたハガキが僕宛に届き、
それをスキャンしてDMにしたものです。実物も展示しますので、
これが切手幾ら分で送れるのか、そこにも注目していただければ幸いです。

展覧会詳細→http://bit.ly/kfQKxv

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GW

2011.5.6

世はGW真っ最中ですね。

色んな事に不安をかかえつつも皆さんそれぞれに楽しんでいるようで

元気づけられる思いです。僕も都内をうろうろ遊びに行っています。

先輩のお宅にお邪魔したり、スパイラルでSICFを見たり、ホンマタカシさんの展示見たり、

シュールレアリスム展見たり、なんだかんだアート比率高めの休日を楽しんでます。

今週と来週の土日、ギャラリーを開けるのを忘れないようにしないと。

この4日間は作家も在廊している予定ですので、

作品について色々質問してみてください。

近づけば近づくほど、驚きのある作品達になっていると思います。


あ、今月末の28日からはじまる加藤智大の展示タイトルが『Fe w』になりました。

鉄の元素記号”Fe”と、わずかなという意味の”few”が合わさったタイトルです。

鉄を偏愛しつつ、日常の無意識下に鉄という物質を潜ませていく行為に

ふさわしいタイトルだと思います。

今回ちょっとした仕掛けのあるDMが作れそうです。(会期ギリギリですが…)

ご期待くださーい!

東美貴子展、会期延長のお知らせです

2011.4.26

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現在好評をいただいております東美貴子展ですが、

出来るだけ多くの方にご覧頂きたいため、会期を延長いたします。

5月7,8日と5月14,15日の土日のみの追加オープンです。

8日は17:00まで開場、他の7日、14,15日は

通常通り19:00までのオープンとなります。


また、五月中旬から予定していた加藤智大展ですが、

去年11月に台湾で行われたGEISAI TAIWANでの受賞者として

再度台湾にて受賞者展へと出展するため、

急遽会期をずらして 5月の28日から開催する事としました。

こちらもぜひご期待いただければと思います!

マイクロモザイク

2011.4.21

土曜日からスタートした東美貴子展ですが、

初日から色々な方に来ていただいています。ありがたいことです。


彼女の作風の変遷を知る方は今回の新展開を楽しんでくれているようです。

以前までのペインティングは影を潜めて、身近な包装のパッケージや

本を刻んで作ったモザイクを敷き詰めたシリーズと、紙に両面から針で穴を開けて

描くシリーズがメインとなる展示になっています。


展示を見たある外人の方が、「マイクロモザイク!」とおっしゃっていて、

作家共々、そのワードいただきます!とあいなりました。


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こんな感じのテクスチャーをしています。

モザイクで構成されているので少しだけ中東っぽい

オリエンタルな気配も感じるところも面白いところです。


そしてこの作品群にBGMを付けるとしたら

【microscopic_微視的なさま】を冠したこの曲で決定!

gas “microscopic”


ハイブリッド

2011.4.5

佐藤亮太展は先週の土曜日に無事幕をおろしました。

最終日には色々な方が見えて、いつもののんびりしたアルマスとは

打って変わって、座る間もなく充実した一日となりました。

日本が揺れているさなかに来てくださった事に、本当に感謝しております。


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写真は今回打ちだしてきた新しい手法でつくられた作品の部分です。

タイトルも、「そろそろ新しい惑星になりたい」です。

地震の起きる前に作られた作品ですが、佐藤君の作品の最初期に

ドローイングに彩色していた手法と、シルクスクリーンを

組み合わせたハイブリッドな技法で、シルクのみで構成された作品にくらべ

非常に活き活きとした生命力を感じるシリーズになっています。



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2枚目の作品はDMに使っていた作品です。

節電のため電気を消して暗がりになったギャラリーで、

外光を反射してシルバーの部分が輝きだしました。

それまでは混沌そのものを表現していた作品のはずが、

その混沌から龍が立ち上る様に変化しだしたのです。

展示前日に鮮やかな色彩を希望の曙光ととる事も可能かも

知れないと書いていたのですが、その上をいく輝きに

気持ちが沸き立った感覚は忘れられません。


今回の展示は始めるまで色々と考えましたが、

このタイミングで開催して本当に良かったと思います。

あの瞬間鼓舞された気持ちの事を思い、希望をもって

前にすすめるような気がしています。


さて、16日からは東美貴子”Fragments of time”が始まります。

身の回りの日常の風景を、身近なパッケージの断片を用いて

細やかな手法で描き出したものや、縫い針の針穴で

風景の輪郭を再構築していくシリーズなど、淡くしなやかな

作品群になると思います。乞うご期待です。